こちらが神馬堂のやき餅。粒あんを餅で丸く包んだものを平たくのばして焼いてあります。店先でご主人がひとつひとつ手作業でせっせと焼き続けておられるそう。焼き目が香ばしく甘さ控えめ。できたてはやわらかく本当に美味しかったです。その日のうちに・・・はやはり守るべきだなと思うくらい、夜にはお餅が少し固くなりつつありました。
柳桜園茶舗にて購入したのは週末個数限定販売だった「手炒り焙煎焙じ茶」。こちらにも鳥獣戯画のデザインがほどこされています。かりがねほうじ茶の「香悦」をさらに丁寧に焙煎した逸品だそう。「金」と「香悦」をひとつずつ買うつもりだったのですが、「個数限定」の言葉に惹かれてしまい・・・(笑)結局こちらと「金」を購入。早速飲んでみましたが、いわゆる「ほうじ茶」と一言で片づけてしまってはもったいない深い味わい。どちらかというと私の中でほうじ茶はカジュアルなイメージでしたが、こちらは香りも良く、普段使いというよりはちょっと大切に飲みたいお茶かもしれません。何より本店でお買い物ができたことがとても良い思い出です。
総本家河道家の蕎麦ぼうると内藤商店の棒たわし。蕎麦ぼうるは娘も喜んで食べてます。素朴な味わいがなんとなくホッとできる感じ。棒たわしは今あるものを使い終えてから・・・と思っているのでしばらく温存の予定。使うのがとても楽しみです。
池音さんのお漬け物。購入したたくあんなどはすでに胃の中へ・・・。あっさりとした味わいでとても食べやすく娘もボリボリ食べていました。しば漬けなどは日持ちがするのでまだ手をつけていませんが、こちらも食べるのが楽しみ。俵屋さんのぶぶあられは実家へのお土産のひとつ。こちらでお味見した和三盆で作られた干菓子の「福俵」も美味でした。
最後に
開化堂の茶筒です。予定の都合上yukkieさんのお友達にお願いして先に購入しておいていただきました。平型のブリキと銅を持っていたので、今回は違う形にするか、同じ形で素材を変えるか・・・で悩みましたが同じ形の真鍮を。こちらの茶筒、有名なだけでなくやはり性能は素晴らしいとフタを開けるたびに感じます。高い機密性でお茶やコーヒーなどの保存状態がより良くキープされていて。長い歴史を経た今も職人さんの手でひとつひとつ丁寧に作られているこの茶筒。またひとつ、「我が家の大切に使い続けたいもの」に仲間入りなのでした。